オランウータンってこんな動物

オランウータンの出身地はボルネオ島とスマトラ島など。
海外の温かい地域を生息地としています。
森の人とも呼ばれる愛くるしいオランウータンは長い間、ずっと草木が生い茂る島の森の中で生息してきました。
ところが最近はこの森の森林伐採がすすみ、オランウータンの数も減ってきています。
私たちがオランウータンを見かける機会というのはやはり動物園ですね。
昼間に見に行くとじっとしたまま木陰で休憩し、時には草などを食べたり手で何かをいじってみたりと面白い様子を見せてくれます。
夜でも同じように激しく動き回るという姿はあまり見かけることが少ないかもしれません。
見ているだけで心が癒されるようなオランウータンの魅力は、知れば知るほどどんどん引き込まれていくんですよ。
暑い地方出身なので、日本にいるオランウータンたちは冬になると部屋の中に入っていますね。
やっぱり寒い環境はオランウータンは苦手なのだと思います。
有名な北海道の旭川動物園にいるオランウータンの行動は見た人を心温めてくれます。
ここには高さ17メートルもある2本の塔があってロープでつながれているんですが、このロープをオランウータンがわたっていく姿は非常に感動します。
すごく細いロープなんですがいとも簡単にすいすい移動するオランウータンはかっこいいですよ。
全身毛むくじゃらで時には目がどこに隠れているのかもわからないくらいのオランウータン、よく見てみるととても愛くるしい目で私たちを見つめています。
また赤ちゃんのオランウータンは本当にかわいくてどれだけ見ていても飽きてこないくらいの魅力です。
動物園にいるオランウータンと一味違う魅力を持っているのが野生のオランウータン。
海外旅行などに行くとオランウータンのウォッチングツアーなどがありますよね。
現地の人たちはとにかくオランウータンに居心地よく過ごさせてあげることに努力しています。
人間に飼いならされていない素のオランウータンの生活を少し覗いてみると、私たちが忘れかけている大切な何かを思い起こさせてくれると思います。
人間のように便利なものが一切ない森の中で、ただ生きるために毎日を楽しむオランウータンの姿は素晴らしいものです。
小さな子供でも餌を探し、親と一緒に生活を共にする。
当たり前のことのように思えますが、今を生きる私たちにとって心を強く打たれる場面が何度も訪れると思いますよ。
それと面白いのがオランウータンの恋の話。
メスのオランウータンは、相手に選ぶオスのオランウータンを非常に吟味するようです。
研究者によると、この相手が繁殖相手にふさわしいのかどうかをメスが判断する場合、まず餌を差し出した時のオスの反応を見るんだとか。
餌を奪ってしまったり乱暴な態度をとってしまうオスにはやはり心を開かない傾向にあるようです。
やっぱりオランウータンも、優しくて包容力のあるオスを選ぶんでしょうね。
これは人間でも同じで、オランウータンの恋心は人間にも共通している部分があるように感じちょっと親近感が湧くものです。